こんにちは、しろくまママです。
「今日も怒っちゃった…」「私って毒親なのかな…」もし、あなたがそう感じて、一人で泣いてしまったことがあるなら、このブログはあなたのためのものです。
多くの育児本は「理想の子育て」を語りますが、それが現実の壁にぶつかり、綺麗事に感じてしまうことがあります。
この記事では、なぜ育児本が綺麗事に感じるのかを論理的に解説し、私たち親子を救ってくれた**『リアルな対処法』**と、日々の育児に実践的に役立つ2冊の本をご紹介します。
1. 【なぜ効かない?】育児本が綺麗事に感じる理由
子育て中のイライラや怒りとの向き合い方として、よくあるアドバイスがあります。
「怒りがピークに達しても6秒待てば大丈夫」
「子どもの感情に共感してみる」
正直、これらがしっくりこないのは当然です。なぜなら、育児本はあくまで「一般的な解」であり、一冊で全ての問題を解決できる万能薬ではないからです。
子どもの激しい泣き声や、イタズラが加速する状況では、『6秒』という時間軸が機能しません。また、怒りやイライラの根本にある「なぜ、こんなに辛いのか」という問題は、共感だけでは解決できないのです。
育児本が綺麗事に感じるのは、あなたが悪いのではなく、アドバイスがあなたの状況に合っていない可能性があるからです。
2. 【実践】ワンオペ育児で試行錯誤した「リアルな」3つの対処法
でも、場数だけは踏んでいますから(笑)。私たち親子に効果があった、リアルな対処法をいくつかご紹介します。
|とりあえず子どもを笑わせたら勝ち
コチョコチョしたり、声真似したり、おやつをあげたり、抱っこしたり、高い高いをしたり…とにかく子どもを笑わせたら勝ちです。何をやっても笑わないこともあります。その時はさっさと諦めて、別の方法を試すのがポイントです。
|トイレに短時間こもる
イライラがピークに達しそうになったら、短時間でいいのでトイレにこもってみましょう。できればイヤホンをして、物理的に距離をとることが重要です。ドアの外で泣き叫んでいても、ドアにバナナを塗りたくっていても、ひとまず無心になる時間を作ります。子どもが危ないことをするかもしれないので、5分を目安にしましょう。
|放っておく
子どもが泣き叫んでいても、しばらくは無心で洗濯を畳んだり、掃除をしたりします。溜まっていた家事を片付けることで、気持ちまでスッキリしてくることがあります。手が空いたら、「これ捨ててきて」「床にコロコロかけて」と、お手伝いを頼んでみましょう。子どもの気分転換にもなります。
|親もなりきる
歯磨きをしない時はバイ菌さんになりきって「へっへっへっへっへ、歯を磨かない子嬉しい!虫歯にしちゃおーっと!」と怖い声で言ってみます。ご飯を食べない時は、にんじんさんやお肉さんになりきって「僕のこと食べてー!」と可愛い声で言ってみましょう。ぬいぐるみに歯磨きやご飯をあげる真似をするのも効果的です。
|泣き止まない時は一緒に泣いてみる
子どもが泣き叫んで泣き止まない時は、自分も大声で泣いたり、体育座りでシクシク泣いてみたりしましょう。子どもがびっくりして笑ってくれたり、案外頭を撫でてくれたりすることもあります。
|好きな食べ物を口いっぱいに入れる
怒らないで我慢した後でも、怒った後でも構いません。好きな食べ物を口いっぱいに頬張ってみてください。案外、お腹が空いてイライラしていただけのこともあります。私は怒った後、「お腹が空いてイライラして怒っちゃった、ごめんね」と子どもに言います。
|子どもの「できていること」に目を向ける
自分もダメなところばかり注意されたら嫌な気持ちになりますよね? 褒められたいですよね? 子どもも同じです。
できていないことばかりに目がいきがちですが、できていることはスルーしていませんか? 「ご飯こぼさないの!」「早く食べなさい!」「走らないで!」と注意されてばかりでは、子どもは嫌な気持ちになります。
「ちゃんと椅子に座って食べられて偉いね」
「スプーンで上手に食べたね」
「お店の中、走らないで偉いね」
「手を繋いでくれてありがとう」
このように、小さなことでも褒めてあげましょう。子どもの自己肯定感を育むことは、親の気持ちも楽にしてくれます。
|自分が怒っている理由を考える
大人だって、お腹が空けばイライラするし、眠ければ何もしたくない。子育てのイライラは、**『心の余裕、体の余裕、時間の余裕、お金の余裕、人手の余裕』**にかかっています。
この中のどれか、あるいは全てが不足している時、私たちは余裕を失い、怒りやすくなります。
解決できそうなものから試してみましょう。もしどれも改善が難しくても、それはあなたのせいではありません。無理なら、時が過ぎるのを、子どもが成長するのを待つしかありません。
3. 【論理的思考】私たち親子を救った、2つの「実践的な」育児本
以前、私は第二子出産後から約1年間にわたる「子育て暗黒時代」を経験しました。
育児中のイライラや自己嫌悪、そして「どうしたら良いんだろう」という迷いは、多くの親が経験することです。
そんな時、机上の空論ではない、現実の育児に寄り添ってくれた2冊の本をご紹介します。
1. 『家事なんて適当でいい』
「家事も子育ても完璧にしないと…」という呪縛から私を解放してくれた本です。この本を読んでから、家事の『負債』を減らすことができ、心に余裕が生まれました。
▶︎ 『家事なんて適当でいい』
2. 『私、子育て向いてないかも』
タイトルの通り、子育てに自信を失っていた私にとって、この本は心の支えとなりました。「完璧な親」ではなく、「ありのままの自分」で良いと教えてくれた一冊です。
▶︎ 『私、子育て向いてないかも』
この2冊の本は、あなたの「子育て暗黒時代」を乗り越えるための一筋の光となるかもしれません。
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