こんにちは、しろくまママです。
今日は、10年来の爪水虫に悩む父が、新薬「ネイリンカプセル」を試した体験談をお伝えします。この経験は、ただの病気の治療記録ではありません。それは、私たちがついつい後回しにしてしまう、人生の重要な問題とどう向き合うか、という深いテーマを教えてくれました。
この記事では、看護師である私から見て、この治療がなぜ「論理的」で「費用対効果が高い」のかを考察します。
「まさか」の診断から始まった父の挑戦
10年前から父は爪水虫を患っていました。皮膚科に通ってはいましたが、処方された塗り薬は痒みが強いときだけ、思い立った時だけ、という適当な性格です。特に酷い爪は肥厚し、ニッパーでないと切れないほどになっていました。
そんな父が、家の近くの皮膚科に初めて行った日のこと。
「水虫の検査をしてみましょう」
医師は皮膚の皮をとり、顕微鏡で見てくれました。そして、「いますね、水虫菌」。
その一言から、父の10年来の思い込みが崩れました。そして医師から、爪白癬の経口薬としては20年ぶりの新薬となる「ネイリンカプセル」を勧められました。ずぼらな父の性格を知っている私は、塗り薬では一生治らないと確信し、詳しく話を聞くことにしました。
【看護師の視点】
ここで重要だったのは、最初の検査です。私たちは、自分の思い込みだけで物事を判断しがちです。しかし、この検査のように、一度冷静になって**「本当に何が問題なのか?」を事実に基づいて見極めること**が、どんな問題解決にも不可欠な、最初のステップなのです。
薬局での衝撃|見えないコストと、見直すべき価値観
完治率が高く、3ヶ月で済むという説明を受け、父は新薬を処方してもらうことにしました。しかし、薬局で請求額をみてビックリ。初診料と検査代で5千円ほどかかっていた上に、薬代は4千円近く。
「今日は塗り薬だけもらうつもりだったのに…」
父は現金が足りず、一度家に帰りました(笑)。新薬は高額だと教えてもらっていなかったため、保険適用だからと甘く見ていたのです。
【看護師の視点】
一見、高額に感じるネイリンカプセルですが、これは目先のコストにとらわれていた父の考え方を改める良い機会でした。
10年という長い期間、不快な思いをし、効果の薄い塗り薬を買い続けた時間と費用を考えると、たった3ヶ月で完治する可能性が高いこの治療は、圧倒的に費用対効果が高いと言えるでしょう。これは、目先の安さではなく、長期的な視点で「本当に価値のあるもの」を選ぶことの重要性を示しています。
半年後の成果|諦めない勇気と、家族のサポート
父の治療は始まりました。飲み薬を飲み終えても塗り薬はしばらく続けること、せっかく高いお金を払うのだから3ヶ月はきちんと飲むこと、ずぼらな父に言い聞かせ、母にも協力をお願いしました。
そして、内服と塗薬での治療から半年後…
【画像】
親指、薬指、小指の爪が根元からどんどんピンク色の綺麗な爪が生えてきているのがわかりますか。白く濁っていた爪が、健康的で綺麗な色になっています。
【看護師の視点】
どんなに優れた治療法でも、継続しなければ意味がありません。父は、3ヶ月という内服期間の短さがモチベーションを維持する上で大きな効果を発揮し、家族のサポートが最後まで治療をやり遂げる力になりました。これは、ダイエットや資産形成など、どんな目標にも共通する「やり遂げる」ための論理的なステップです。
まとめ:後回しにしない勇気を持つ
父の10年来の爪水虫は、見事改善に向かっています。この経験は、私たちに「後回しにしていた問題」に、正面から向き合う勇気を教えてくれました。
「なんとなく」ではなく、科学的に事実を見つめる。
目先の費用ではなく、長期的な費用対効果で考える。
始めるだけでなく、家族を巻き込んででも最後までやり遂げる。
この3つの論理的なステップは、私たちの人生をより豊かにするための、大切な教訓です。
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