こんにちは、しろくまママです。
20週目の検診で、担当の先生から告げられた「NT肥厚(胎児の首の後ろのむくみ)」。その一言で、私は奈落の底に突き落とされたような気持ちになりました。家に帰ってからは、スマホを握りしめ、夜な夜なネットで情報を検索する日々。
「このむくみは消えるのか?」「この子は健康に生まれてこられるのか?」
良い情報を見つけては少し安心し、悪い情報を見つけてはまた絶望する。そんな終わりのない不安のループに、私たちは囚われていました。
この記事では、この不安な日々から抜け出すために、私たちが**『論理的な決断』**を下すきっかけとなった、遺伝カウンセリングの真実と、コンバインド検査を選択した理由についてお話しします。
1. 【最初に抱いた不安】なぜ私たちは『出生前診断』に悩んだのか
NT肥厚を指摘された後、ネットで情報を漁るたびに、不安は増大しました。
「出生前診断って、受けないといけないの?」
「もし陽性だったら、どうなるの?」
「流産のリスクがあるって聞いたけど…」
これらの漠然とした不安に、私たちは答えを見つけられませんでした。このままでは、感情に流されて後悔するかもしれない。そう思った時、私たちは**『正しい知識』**を得ることを決意しました。
2. 【論理的な判断】『遺伝カウンセリング』で不安の正体を解き明かす
ネットの情報だけで決めるのはやめようと、私たちは夫婦で遺伝カウンセリングへ行くことにしました。
カウンセリングでは、優しい先生お二人に対し、これまでの経緯を詳しく話したり、説明を受けながら疑問に思ったことを質問したりしました。先生方は私たちの不安に寄り添いながら、検査の種類、メリット、デメリット、そして結果がどういう意味を持つのかを、丁寧に教えてくださいました。
このカウンセリングのおかげで、私たちは「漠然とした不安」の正体が、「知らないこと」から来ているのだと理解できました。
3. 【選択の理由】私たちが『コンバインド検査』を選んだ論理
カウンセリングの結果、私たちはコンバインド検査を選択することにしました。
この検査は、欧米ではポピュラーな検査方法です。この検査では、以下の要素を組み合わせて、赤ちゃんが特定の染色体異常である確率を算出します。
- NT計測値(胎児の首の後ろのむくみの厚さ)
- 鼻骨の有無
- 胎児心拍数
- 妊婦の年齢や体重、既往歴
- 妊婦の採血結果(特定の血液マーカーの値)
これらの情報に基づいて確率が出され、カットオフ値を基準に「陰性」または「陽性」という結果が出ます。この検査で全ての染色体異常がわかるわけではありませんが、私たちがこの検査を選んだのは、流産のリスクなく受けられるという点が大きな安心材料だったからです。
【ホッと一息、心安らぐ時間のお供に】
それでも、帰宅後は冷静になれたり、また悪い結果を想像して不安になったり、大変な毎日が続きました。
妊娠中は、体の変化や初めてのことに直面して、心も体もデリケートになりがちですよね。不安な気持ちを抱えているときこそ、少しでもリラックスできる時間を持つことが大切です。
私も妊娠中、よく飲んでいたのがアーマッドティーのカフェインレスアールグレイでした。カフェインを気にせず、本格的なアールグレイの香りを楽しめるので、ホッと一息つきたい時にぴったりなんです。
香り高い紅茶は、心を落ち着かせ、前向きな気持ちをサポートしてくれますよ。もし、妊娠中の飲み物選びに迷っていたり、リラックスできる時間を見つけたいと思っているなら、ぜひ一度試してみてくださいね。
4. 【結論】『流産リスク』と『心の負担』を減らすための、たった一つの決断
「もし陰性だったら嬉しいし、たとえ陽性だったとしても、その時にまた改めて考えよう。」
そう決断できたのは、遺伝カウンセリングを受けて、**『心の準備』**ができたからこそです。
出生前診断は、必ずしも答えを出すためのものではなく、あなたの**『心の負担を減らすためのツール』**になり得ます。感情に流されず、論理的に情報を収集し、後悔しない決断をすることが、何よりも大切です。
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