​NT肥厚シリーズ:第2話(2/5) ​広がる不安と再検査:専門医による診断の真実

こんにちは、しろくまママです。

​前回の記事では、赤ちゃんに**首の後ろのむくみ(NT肥厚)**を指摘されてからの、長く辛い一週間についてお話ししました。再診までの間、私たちは終わりのない情報検索に翻弄され、不安は募るばかりでした。

​NT計測の難しさと、専門医の重要性

​再診までの間、私は暇さえあれば、インターネットでNT肥厚やダウン症について調べていました。そして、調べた情報をその都度、夫に話しました。

​「NTが5〜6mmって、結構大きい方みたいだよ! 3mmでもみんな心配してるのに!」

​その言葉を聞くたびに、私たちの心配は募るばかりでした。

​NTの計測は非常に難しく、赤ちゃんの向きや角度によって見え方が大きく変わります。そのため、FMF(The Fetal Medicine Foundation)によるNT計測国際資格というものが存在するほどです。正確な計測には、この資格を持つ医師が妊娠11週〜13週頃に計測するという条件もあります。

​多くの情報に触れるのではなく、こうした信頼できる情報源を探すことで、私たちは冷静さを保とうとしていました。

​再診日、告げられた新たな可能性

​そして、いよいよ再診の日。この日は夫も有給を取り、二人で受診に向かいました。

​経膣エコーの結果、先生からはこう告げられました。

​「むくみは変わらずある」

​「もしかしたら、大きくなったかもしれない」

​「NT肥厚かシスティックヒグローマの可能性がある」

​「前者(NT肥厚)ならダウン症、後者(システィックヒグローマ)ならターナー症候群の可能性がある」

​「大きくなったように見えるから、後者かもしれない」

​いずれにせよ、良い結果ではないことは明確でした。

​大病院への紹介、そして一人での受診へ

​より詳しい検査をするため、大きな病院を紹介されました。日付は指定されませんでしたが、「明日でも良い」とのこと。私たちは翌日、紹介された病院に行ってみることにしました。

​しかし、夫は急な有給を取ることができず、明日は私一人で受診することになりました。

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