こんにちは、しろくまママです。
これまでの記事で、妊娠初期にNT肥厚を指摘され、どん底に突き落とされた私たち夫婦の葛藤についてお話ししました。この最終話では、私たちがどのように不安を乗り越え、無事に出産に至ったのか、そしてその後の我が子の成長についてお伝えしたいと思います。
正解のない決断:最終的に選んだ道
様々なことを考慮した結果、私たちは出生前診断をこれで終わりにすることにしました。
決め手となったのは、染色体異常の中でも発症する確率の高い21・18トリソミーの確率が、確定診断ができる羊水検査の流産リスク(1/300)を大幅に上回っていたことです。このデータに基づき、私たちは自分たちが納得できる「最適解」を選びました。
この決断が、後になって後悔することになるのか、それとも「あの時こうしてよかった」と思うのかは、今は分かりません。それでも、お腹の子のためにも前向きな気持ちでいたいと思っていました。
無事出産するまでの経緯とその後
妊娠中期から後期にかけては、できるだけ規則正しい生活を心がけ、妊婦健診には必ず受診しました。そして、予定日を2週間過ぎた頃、無事に自然分娩で出産することができました。
生まれてきてくれた我が子には、奇形はなく、元気に産声をあげてくれました。その後の検査でも異常はなく、ごく普通の赤ちゃんと同じ経過をたどっています。今でも妊娠初期のあの不安を思い出すことがありますが、今こうして子どもを抱きしめられることをとても幸せに思います。
私が伝えたかったこと
このブログにたどり着いたあなたは、私と同じような不安を抱えているかもしれません。私が朝から晩まで「NT肥厚」「胎児 首のむくみ」などと検索していた頃、出産後のことを書いているブログはあまり見つけられませんでした。
だからこそ、かつての私が必死に検索した言葉を、今の私が発言することで、誰かの助けや救いになればと思っています。
「妊娠初期にNT肥厚を指摘されましたが、無事に出産しました」
NT、NT肥厚、システィックヒグローマ…これらの言葉に悩まされている方へ。お気持ち痛いほどよく分かります。
この情報が、今不安な気持ちでこのブログを読んでいるあなたの、ほんの少しでも希望になればと願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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