​NT肥厚シリーズ:特別編(最終回) ​NT肥厚と医師の資格:たった1日の「診断誤差」が私たちを救った

こんにちは、しろくまママです。

​これまでのシリーズでは、私たちがNT肥厚を指摘されてから、診断、そして出産に至るまでの感情的な物語をお話ししました。しかし、私たちの経験には、もう一つ、今悩んでいるあなたにどうしても伝えたい**「重要な真実」**があります。

​それは、NT計測の「正確性」が、不安の大きさを大きく左右するということです。

​NT計測の「専門性」がなぜ重要なのか

​NT(Nuchal Translucency:胎児頸部浮腫)は「首の後ろのむくみ」と表現されることが多いですが、その計測は非常に難しく、わずか1mmの差が、妊婦の心を大きく揺さぶります。

​そのため、胎児の正確な診断と計測を専門とするFMF(The Fetal Medicine Foundation)によるNT計測国際資格というものが存在します。この資格は、正確な計測と診断を保証するものです。

​しかし、当時の私はその事実を知らず、たった1日で、まったく異なる診断を受けることになったのです。

​「無資格」と「有資格」で診断値はこう変わった

​私の場合は、通っていたクリニックと、紹介された大学病院で、たった1日違いにもかかわらず、NTの計測値にかなりの誤差がありました。

  • ​無資格の医師:5〜6mm
  • ​FMFによるNT計測国際資格を持つ医師:2.5mm

​「たった2.5〜3.5mmの誤差?」と思われるかもしれません。しかし、この差がNTの診断においては非常に大きく、私たちをどん底の不安から救ってくれるものだったのです。

​結果として、NTは5〜6mmと言われたこともありましたが、最終的には2.5mmとの診断で、その後、何の異常もなく出産することができました。

​あなたに伝えたいこと:正しい情報にたどり着くために

​もしあなたが今、NT肥厚を指摘されて不安に感じているなら、まず**「医師の資格」**について知ることは、大きな一歩となります。

​私たちのケースのように、資格を持つ医師とそうでない医師とでは、NTの計測値に大きな差がある場合があります。

​もちろん、計測値が大きくても何の異常もない赤ちゃんはたくさんいます。しかし、不安に押しつぶされる前に、**「正確な情報」**にたどり着くことで、あなたの心は少しでも軽くなるはずです。

​この情報が、今、不安を抱えている誰かの参考になることを願っています。

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