こんにちは、理系パパです。
「気づけばいつも時間に追われている」
「仕事、家事、子育て…毎日忙しいのに、何も成し遂げられていない気がする」
もし、その悩みが「子育て中のイライラや自己嫌悪」にあるなら、**『二人育児が辛いあなたへ。子育ての『負債』が溜まる理由と、暗黒時代を終わらせるたった一つの解決策』**が根本的な解決策となるかもしれません。
私自身、二児の父として、毎日が時間との戦いです。自分の時間を確保しようとすれば、その分、家族、特に妻に負担をかけることになる。家族と過ごす時間は非常に大切にしたい、でも時間が足りないというジレンマを痛感しています。
しかし、そんな毎日の中で、私は、元々得意だった論理的な思考を持ち込み、時間というものを分解してみることにしました。
この記事では、私が実践している「時間の使い方」の方程式を公開します。感情ではなく、論理で、あなたの時間の使い方を見つめ直し、人生を豊かにする「解」を一緒に探していきましょう。
『暮らしの化学実験』:シリーズの全体像
日々の暮らしの悩みは、一見複雑に見えますが、**『時間』『問題解決』『育児と自己成長』**という3つの実験で、論理的に解決できます。
このシリーズは、あなたの日常に潜む非効率をなくし、より良い毎日を送るための実践的なガイドです。
- 第一の実験:『時間の論理』
なぜ時間がないのか?その正体を解き明かし、時間を生み出す。
この記事が該当します。
- 第二の実験:『問題解決の科学』
予期せぬトラブルや悩みを、論理的な思考で解決する。
▶︎ [【暮らしの化学実験】第二の実験│『予期せぬ問題』への対処法。論理的思考で乗り越える3つのステップ]

- 第三の実験:『育児と自己成長の論理』
育児のイライラを論理で乗り越え、親として成長する。
▶︎ [【暮らしの化学実験】第三の実験│育児と自己成長の論理。感情の壁を乗り越える2つのヒント]

まずは、この「第一の実験」から、あなたの時間の悩みを解決していきましょう。
理論:時間を『資産』と『負債』に分解する
お金やキャリアの不安と同じように、漠然とした「時間がない」という悩みも、その正体を分解すれば、解決への道筋が見えてきます。私が行き着いた、時間というものを論理的に捉えるための要素を2つ紹介します。
時間の価値(貨幣換算の法則):
あなたは、自分の1時間がいくらの価値があるか、真剣に考えたことはありますか?時間の価値を論理的に計算すると、驚くほど無駄な時間が見えてきます。人事部で給与計算に携わってきた私だからこそ言えますが、「時間単価」という概念を持つだけで、お金と同じように時間を大切に使おうという意識が芽生えます。
▶︎ [【関連】理系脳で『家計の無駄』を見える化する。忙しい子育てパパの家計簿管理術]

時間の配分(資産と負債の法則):
お金に「資産」と「負債」があるように、時間にもそれらが存在します。将来の自分に価値をもたらす**「資産」となる時間**(例:資格の勉強、読書)と、ただ消費されるだけの**「負債」となる時間**(例:無目的のSNS閲覧)に分類することで、時間の使い方が明確になります。
実践1:時間の『見える化』でムダをなくす
時間の使い方を単なる消費と捉えず、「人生という資産を育てるためのポートフォリオ」として管理することが、時間を有効に使うための重要なステップです。
時間の『見える化』:
簿記の家計簿のように、あなたの時間も「見える化」しましょう。1日の時間を「睡眠」「労働」「家事・育児」「その他」などに分け、どれだけの時間を費やしているか、1週間ほど記録してみてください。
「負債」の削減:
記録した時間のうち、「負債」に分類される時間(例:なんとなく見ているYouTube)を見つけ出し、意図的に削減します。私の場合、YouTubeのダラダラ視聴をやめたことで、1日に約1時間分の「負債」を「資産」へと変えることができました。
実践2:時間を『最適化』で生み出す
「資産」に回す時間を見つけたら、次はそれを「どう使うか」を考えます。同じ時間を投資しても、得られる成果に差が出るのは時間の使い方が最適化されていないからです。
黄金のタイムゾーンを見つける:
あなたの集中力が最も高まる時間帯、いわゆる「黄金のタイムゾーン」を見つけましょう。私の場合、子どもが寝静まった後の深夜2時間でした。この時間を資格の勉強やブログ執筆に「投資」することで、効率的な学習が実現しました。
意識的な「休息」を設ける:
分析化学の経験から学んだように、休息は「負債」ではありません。15分程度の短い休憩をこまめに挟むことで、集中力が持続し、結果的に生産性が向上します。
結論:感情ではなく、論理で時間を取り戻す
この方程式に完璧な答えはありません。なぜなら、人それぞれ、時間単価も、時間の使い方も、そして何より人生の価値観が違うからです。
大切なのは、完璧な時間管理術を探すことではありません。**「自分にとって最適な解」**を見つけることです。
さあ、今日からできる小さな一歩を踏み出してみましょう。ノートとペンを用意して、あなたの時間の使い方を記録してみる。たったそれだけの**『実験』**が、未来を変える最初のきっかけとなるはずです。
次の実験へ:暮らしの悩みを論理で解き明かす
日々の暮らしは、時間だけが問題ではありません。予期せぬトラブルや、長引く悩みの種など、私たちを悩ませる『非効率』はそこかしこに潜んでいます。
次回のレポートでは、お風呂の排水溝に詰まったスーパーボールや、長年放置していた爪水虫など、日常のトラブルを論理で解決する方法を解説します。
▶︎ [【暮らしの化学実験】第二の実験│『予期せぬ問題』への対処法。論理的思考で乗り越える3つのステップ]

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