未来の不安に「解」を。子育て世代のあなたへ贈るお金のロジックツリー

1​.導入:悩めるシロクマがあなたに問います

​はじめに:その漠然とした「お金の不安」、正体は何ですか?

​「将来の教育費、このままで大丈夫だろうか?」

​「老後の資金、どうやって貯めたらいいんだろう?」

​もし、この言葉に一つでもドキッとしたなら、あなたは私と同じ「悩めるシロクマ」かもしれません。毎日、仕事や子育てに追われ、気づけばお金のことばかり考えてしまう。でも、何から手をつければいいのか分からない。私もそうでした。

​私がこの方程式を考えた理由:元分析家で人事部、そして二児の父として

​化学の分析官として働いていた私は、複雑な物質の成分を一つずつ分解し、その正体を突き止めてきました。その「論理的に分解する力」は、人事部で給与計算や制度設計に携わる上でも、そして何より、家庭のお金の問題を考える上でも役立つと気づいたのです。

​この記事では、私が実践している「お金のロジックツリー」を公開します。一緒にあなたの不安の正体を暴き、未来への安心を築くための「方程式」を解き明かしましょう。

​2. 問題の分解:お金の不安を「3つのロジックツリー」で解き明かす

​「将来のお金の不安」という巨大な壁も、その正体を分解すれば、乗り越えるべき小さなステップが見えてきます。私たちの不安は、主にこの3つの要素に集約されるのではないでしょうか。

​ロジックツリー①:収入は増えるのか?「給与明細」の論理

​​会社員である限り、収入の大部分は給与です。会社員としてのメリットは、収入の出入りが判断しやすく、安定していることです。一方で、頑張りが必ずしも反映されず、昇給スピードが遅いことがデメリットと言えます。

​人事部で給与計算をしていた私だからこそ、給料の仕組みはブラックボックスではありません。実は、社会的な人手不足を背景に、個人の実力だけでなく、会社の戦略的な人員配置によって異動が決まることも多いのが現実です。

​また、昇給は一度行うと降給というのはハードルが高すぎて現実的ではないため、基本的に昇給で調整せず、賞与として一時的に評価し、調整することが多いのが現実です。これは私が社労士事務所で勤務していた時も、顧客の社長や人事担当の方々に強くお勧めしていた、企業にとって最も現実的な給与調整の方法です。

​だからこそ、大切なのは、会社に任せきりにしないことです。 頑張っても給与が安定的に上がる可能性は低い。そう割り切ることで、私たちは次の論理的な思考へと進めます。私の経験からも、収入を増やす最も早い方法は「転職」だとわかりました。特に成長市場にある業界への転職は、自分自身の市場価値を高め、安定的に収入アップを目指せる可能性が高いと言えるでしょう。

​では、どうすれば良いか?

​もし、今の収入に満足できないなら、転職を視野に入れることが論理的な選択肢になるかもしれません。

​一方で、今の収入に満足している、あるいは転職は考えていないという場合は、次のロジックツリー②で解説する「支出を抑えること」に注力すべきです。

​ロジックツリー②:支出は減らせるのか?家計簿は「資産と負債」で分析せよ

​家計簿をつけるのが苦手な方は多いはずです。私もそうでした。でも、簿記3級の知識を使って家計を「資産(将来価値を生むもの)」と「負債(将来価値を生まないもの)」に分けて分析すると、無駄が論理的に見えてきます。

​例えば、飲み会代は「負債」ですが、資格取得の費用は「資産」です。この視点を持つことで、私は年間で約20万円の無駄な支出を減らすことができました。

​簿記の勉強を通じて、家計簿によりお金の出入りを把握することの大切さがわかり、お金の使い方に対する考え方が根本から変わりました。買い物のレシートを必ず保管し、家計簿をつけて、収入支出を半年に一度、まとめて整理しています。

​FP資格の勉強では、金利や税金など、普段は自動的に引かれているようなことにも意識を向けるようになりました。出費を単に「使ったお金」と捉えるのではなく、「贅沢」「必需品」「投資」「浪費」というように分類して考えることで、漠然とお金を使うことが劇的に少なくなりました。

これにより、私たちは『将来への投資』に回せるお金を意識的に捻出できるようになります。支出をコントロールすることは、お金を増やすための最初の、そして最も重要なステップなのです。

​ロジックツリー③:資産は育つのか?NISAとiDeCoは「方程式」で理解する

​お金の不安を解消する最後のピースは、資産を「育てる」ことです。でも、「投資」と聞いただけで、難しそう、怖いと感じていませんか?

​FPや証券外務員の知識があることで、NISAやiDeCoといった制度を利用し、一定期間利用予定のないお金を投資することで、税制上有利に将来のお金を増やせる可能性があることを理解できました。

​私自身、専門家として勉強を始めるまで、投資にはどんな種類があるのか、よく分かっていませんでした。大きく分けると、「特定の会社の株を買う方法(個別銘柄)」と、「市場全体の動きに連動した商品にまとめて投資する方法(インデックス運用)」があります。

​私も最初の5年間は、個別銘柄で一攫千金を狙いましたが、これは失敗でした。そのせいで、インデックス投資と比べて5年間リターンが少ないという結果となりました。この失敗は、お金の増減に一喜一憂する感情的な投資から、論理的な長期運用へとシフトするための、私にとって最も重要な学びでした。

​一時的、部分的には個別銘柄がリターンを出すことはあっても、基本的には素人がインデックス運用に勝てないことは、あらゆる名著に記載されており、それを私自身も経験的に理解させられました。

​この失敗から、複雑に思える制度も、「感情に流されず、自分のリスク許容度を知って、長期・分散投資を行う」というたった一つの「方程式」で理解できれば、最初の一歩は驚くほど簡単になるという結論に至りました。

​3. 結論:小さな一歩が未来を変える

​この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。お金の不安を解消する「ロジックツリー」を一緒に辿ってきましたが、完璧な答えは一つもありません。なぜなら、人それぞれ、収入も、支出も、そして何より人生の価値観が違うからです。

​大切なのは、「完璧な答え」を探すことではありません。「自分にとって最適な解」を見つけることです。

​さあ、今日からできる小さな一歩を踏み出してみましょう。

​まずは、今月使ったレシートを集めて、お金の出入りを把握してみる。

​家計簿アプリを開いて、出費を「投資」と「浪費」に分けてみる。

​NISAとiDeCoについて、もう少しだけ調べてみる。

​最後に:悩めるシロクマの、実践と考察

​私もまだまだ、日々の暮らしの中で悩み、失敗を繰り返しています。それでも私がこのブログを続けるのは、「失敗」が、お金の不安を解消するための最も重要な「実験結果」だと知っているからです。

​論理的な思考と、小さな行動。

​このブログは、あなたと同じ悩みを抱える「悩めるシロクマ」が、共に学び、成長していくための「問題解決ラボ」です。

​さあ、私たちと一緒に、未来のお金に対する不安に終止符を打ち、論理的な思考で人生を豊かにする方程式を解き明かしていきましょう。

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