転職での面接対策の方法と実際に聞かれた質問

転職・体験談

社労士事務所から人事総務へ転職したので、転職活動においての面接対策について、共有します。

また、実際に面接で聞かれたことを紹介して、どんな面接対策が有効か考察します。

面接で聞かれた質問リスト

面接で実際に聞かれた質問リストは以下のとおりです。

  • 自己紹介と自己PR
  • 志望理由
  • 強みと弱み
  • 当社で活かせる経験
  • あなたの人間関係での強み
  • なぜあなたが人事職を志望するのか?
  • 営業経験で活かせる強みと自信のあること
  • ジョブローテーションで転勤が発生する場合は問題ないか?
  • この会社にどうしても入社したい理由
  • 履歴書のなかで、早期退職した経歴について、その理由
  • 新卒で就職した会社への就職を決めた理由
  • 過去に辞めた会社の転職理由

上記のように、一般的な質問から具体的な質問まで聞かれ、それぞれの返答について、さらに深堀りした質問がありました。

面接対策

私は以下のように面接対策しました。

  1. 基本的な転職の質問をリスト化する
  2. 応募時の送信と一貫性がある形で返答を用意する
  3. 自分の履歴書と職務経歴書をみて、突っ込みどころを探す
  4. 3番で突っ込まれた質問への返答を用意する

基本的な質問は、例えば、自己PRや志望理由、転職のきっかけなどになります。

必ず聞かれるこれらの基本的な質問は、最低限用意する必要があります。

これらの基本的な質問に即答できないようでは、まず合格は難しいからです。

基本的な質問に対する返答として、応募時に送信した自己PRや志望理由と一貫性をもたせることも重要です。

ここで、考えすぎて応募時の内容と違ったことを用意してしまうと、ブレブレで嘘を書いているように見えてしまいます。

次に、自分の履歴書や職務経歴書から突っ込みどころを探しました。

これは、面接官が実際に履歴書と職務経歴書を見ながら質問を考えてくるからです。

ここが一番難しいところではありますが、例えば、私の場合は、転職回数が多いので過去の転職時の退職理由や、人間関係で悩みやすいのではないかという疑い、うちの会社も直ぐに辞めるのでは?という疑いについて、必ず聞かれるだろうと思いました。

他にも、資格を多めに取っているので、資格関連の取得したきっかけ等の質問がくる可能性がありました。

これらの想定される突っ込みどころに対策することにより、スムーズに受け答えすることができました。

しかし、私の返答に対して、実際にはさらにもう一度突っ込まれる形式で面接が進んだため、頭フル回転で対応しました。

相手は面接官5名という圧迫面接であり、前の面接官とのやり取りで感じた疑問を、次の人が深堀りして聞いてくるという感じで、すべてを明らかにされるような面接でしたから、嘘をついた場合はかなり苦しむ展開になったと思います。

 

面接対策における今後の改善点

これらの経験を踏まえて、さらにどんな改善ができるか考えました。

  • 想定質問に対する回答にさらに突っ込みを入れることで、回答に深みがでる。一時しのぎ的な回答ではすぐに見破られる

上記の面接対策を行ったうえで、想定質問とその回答の一覧を揃えたら、さらにそこで出てくる突っ込みどころを考えるのが有効です。

自分で突っ込みどころに気づくのは難しいかもしれませんから、家族や同僚などの第三者に突っ込んでもらうのが良いでしょう。

 

面接対策のコツ

また、面接での返答のコツは次の点です。

  • 嘘をつかないこと
  • 一方でバカ正直に答えないこと
  • 正直に答えるにしても、相手の期待に沿う形で言い換える努力をすること

絶対にというわけではなく、深堀りされたら簡単にバレる嘘はつかないことです。

すべてを正直に話すのは、それはそれで問題です。例えば、あなたが仕事選びで一番大切にしていることはなんですか?に対して、『休日の多さ』や『有給の取りやすさ』と答えるのは、面接官側からしたら印象悪いです。

そこで、面接での返答を考えるコツは、相手の都合に合わせて、言い換えることです。

例えば、上記の質問で、『休日の多さ』と答えた例を考える場合、面接官は休むことに執着している応募者よりも、仕事熱心な応募者が欲しいはずです。

応募者からしてみれば、休みを多く取れるほど、モチベーションが上がって、仕事にも精が出るわけですから、『メリハリをつけてスピード感を意識して仕事に取り組むことです』と言い換えることができます。

下記のどちらの応募者が採用されるでしょうか?

あなたが仕事選びで一番大切にしていることはなんですか?

Aさん:『休日の多さや有給休暇の取りやすさを大切にしています』

Bさん:『メリハリをつけてスピード感を意識して仕事に取り組むことです』

私は、Bさんが採用される確率が高いと思います。

一つひとつの想定される質問もに対して、相手がどんな応募者を期待しているかを考え、その期待に沿う形で言い換えて答えるのがコツになります。

以上、面接で実際に聞かれた質問や面接対策のコツを紹介しました。

これから転職活動する人の参考になれば幸いです。

転職の体験談の記事はこちらを参照ください。

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